株式会社ビック・ツール SDGs 推進宣言

「人の役に立つ ものづくりを鳥取から発信したい。」

その思いひとつで、1980年に従業員ゼロからスタートした当社は、2020年5月で創業40周年を迎えました。 近年、企業寿命が23.7年と言われる時代の中、この記念すべき節目を迎えられたのは、お客様に喜ばれるものづくりに徹して常に現場の声に耳を傾 けながら製品の研究開発に活かしてきた姿勢が道を切り開き、がむしゃらに動き続けてきた姿勢が道を作ってきたものだと思っております。

そして何より、これまで支えて頂きました全ての皆様に対しましては、感謝の気持ちしかございません。 2012年に発売された電気消費量30%ダウン可能な月光ドリルが契機となり、新分野へのチャレンジできる扉を切り開く事ができました。 2015年に医療機器製造業取得し「整形外科用月光ドリル」「歯科インプラント用月光ドリル」の発売を行い、医療産業に新規参入いたしました。 そして、2018年に「炭素繊維CFRP用月光ドリル」の開発に成功し、航空機産業にも新規参入することができました。 次のステージとして、自動車産業への新規参入も計画しております。 2019年7月に事業拡大を目的として医療・航空機専門工場を新設して、これからという時に中国・武漢市から発生した「新型コロナウィルス」は、 瞬く間に人類を脅かすパンデミック(世界的大流行)となり、世界的経済に深刻な影響を及ぼしております。

当社におきましても逆風状態でありますが、企業理念「できる・できる・必ずできる」の基、これまで幾度の困難にも乗り越えてきた挑戦する力を 今、最大限に発揮してこの困難を乗り切ると同時に、兼ねてより進めておりましたSDGs(持続可能な開発目標)を前倒しで決定し、ここに表明致します。

人も企業も逆境の時にこそ底力が試され、そのたびに成長していくものだといわれております。 今こそ強靭でしなやかな企業体質を構築する絶好のチャンスと捉え、SDGsの基本理念を足掛かりに、次の10年に向かって飛躍いたします。

創業100周年を目指し、
常にお客様に喜ばれるものづくりに精進する事

10年後、全世界がSDGs(持続可能な開発目標)を達成されるべき2030年には、当社も創業50周年を迎えることとなります。 記念すべき創業50周年という節目は、SDGs達成されるべき年にすることを使命と捉え、現場で汗を流して頑張っておられるお客様の為に喜ばれる ものづくりを念頭に置いて研究開発を進めれば、必ず次の道が切り開かれると確信しており、さらに創業100周年を目指します。

株式会社ビック・ツールは、時代を超えて必要とされるオンリーワン製品を提供し、期待されるものづくりを通じて、社会に貢献しながら成長を続 けて行くことが、支えて頂きました皆様への恩返しと考えております。